犬のワクチン接種で来院された方へ
初めにお読みください
ワクチン接種とは?
ワクチン接種とは、健康な体に毒性や病原性のないウイルスや細菌を注射することで、「この敵と次に出会ったときに戦いなさい!」と教えてあげる予行練習のことです。あくまで練習のため、接種していても条件によっては感染・発症することがあり、また、個体によっては副反応(アレルギー)が起こることもありえます。そのため午前中に接種する、接種後30分ほど待合室や近所で様子をみる、激しい運動などを避ける、といった注意も必要です。
あくまで「健康な体」に接種するものですので、原則として中~重度の肝臓病・腎臓病、免疫の病気、免疫抑制剤や抗がん剤治療中、また、原則安静時体温が39.5℃以上の動物には接種できません。